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シーラント
概要
国内各地で発生している”磯焼け”は年々その勢力を強め、海の生態系に大きな影響を与えています。
また、「有用な海藻群落が大規模に消失し、漁業に大きな影響を与える」この”磯焼け”は、私たちの生活を直接的に脅かす因子にもなっています。
以前から”磯焼け”に関する調査・対策は行われてきましたが、平成19年2月、水産庁から「磯焼け対策ガイドライン」が発表され、その歯止め・豊な海作りにより一層の力が注がれています。
シーラントとは、生物親和性に優れた炭素高含有ポリエチレン発泡体を素材とした人工藻場で、磯焼け対策等に有効であり、天然の藻体と同様な機能を有していることが明らかとなっています。
特長
■自立性
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ウニ類等の植食動物の摂餌圧を低減します。
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海中林を模した景観及び幼稚子等の育成場を形成します。
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浮泥による埋没の心配がありません。
■素材
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シーラント自体に海藻や餌料生物の着生基盤となります(生物親和性に優れた炭素高含有ポリエチレン)。
こんなところに
天然の藻体による藻場造成が困難な
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植食動物の食害による磯焼け海域
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着生基盤への浮泥の堆積が激しい海域
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砂泥底
※人工藻場シーラントは積水化学工業(株)・木曽興業(株)が共同で開発した商品(特許出願中)であり、検証は東海大学海洋学部と東海アクアノーツが共同で行っております。
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